管楽器 修理ならおまかせください管楽器修理工房

オーボエ


タンポ交換・部分調整

オーボエ

古いタンポを新しいタンポに交換します。タンポは消耗品なので定期的に交換をお勧めします。
トリルキィなどのクローズドキィ(操作前に閉まっているキィ)のタンポは、
常に閉まっているため水分が溜まりやすく、破れやすい場所です。
破れているタンポはもちろんですが、変色しているものも近いうちに破れる可能性があるので、交換をお勧めします。
オーボエのタンポは、機種によっては通常のフェルトタンポではなく、
コルク製のタンポが使われているものもあります。
コルク製のタンポは破れる事が無いので長持ちしますが、水分が溜まりすぎてしまうと膨らんでしまい、穴を塞げない場合があります。
コルクタンポの方がスキン製のタンポに比べ音抜けがよくなるので、部分的にコルクタンポが使用されています。
フィッシュスキンのタンポからコルクタンポに交換することも可能です。
また、右手人差し指のキィなど、同時に複数動くキイ部分は、関連するキィも適切に動作しているか調整が必要になります。そのため、部分調整の費用を頂戴しております。

タンポ交換 3,300円~/個
部分調整費用 3,300円~



メンテナンス・全体調整

オーボエ

楽器についているキィを全て取り外し、掃除をした後、キィにオイルを差し、1つ1つタンポのチェックを行いながら連動調整を行います。
一度楽器を分解しますので、キィの隙間の汚れ等も無くなり、また組み立てながらキィの調整をしますので、細部までチェックが可能です。
また連動部分に関するコルクやフェルトが、無くなっていたり、劣化している場合には、交換を行います。
キィの操作性はもちろんのこと、タンポの調整も行いますので、音も出やすくなります。
ただタンポが傷んでいる場合には、交換を行う必要がありますので、その場合は交換箇所をご提案いたします。
もしタンポを同時に交換する場合には、1のタンポ交換費用も合わせて頂戴いたします(部分調整の費用は不要です)。
使用頻度や使用状況などにもよりますが、半年に一度~年に一度、定期的なメンテナンスをお勧めしております。
また、購入後2年以上何もされていない方へもこちらをお勧めしております。

メンテナンス・全体調整 27,500円~



全タンポ交換

オーボエ

2のメンテナンス・全体調整と同時に、全てのタンポを交換します。
またキィも手磨きを行いますので、特に銀メッキの場合には、キィの汚れもかなり綺麗になります。
キィのメッキのかけ直しを除くと、楽器はほぼ新品に生まれ変わります。
他店では、「オーバーホール」という名称で修理を行っている場合もございます。
全てのタンポを同時に替えるメリットは、全てのタンポを一度に調整できるために、1個ずつ交換するよりもより良く調整することができ、調整の状態が長持ちしやすいところです。
部分的に交換すると、その都度調整費用がかかってきますので、数年に一度、まとめて全タンポ交換をする方が、結果として費用も結果的に安くなります。
またタンポの種類を揃えることができるため、音色も統一感が出てきます。
当店では、音色や破れにくさ、など数種類のタンポを揃えておりますので、お客様のご希望をお聞かせください。

全タンポ交換 77,000円~



ジョイントコルク交換

オーボエ

ジョイントコルク(上管と下管を組み立てる際に、接続部に当たる部分に付いているコルク)を交換します。
コルクは天然素材のため消耗品となります。時間が経てば劣化しますので定期的に交換しましょう。
このジョイントコルクは、接続部分の隙間を埋める役割を果たしています。少し固い程度が理想的です。
少しでも隙間があるとそこから息が漏れてしまいます。硬すぎる場合は専用のグリスを塗ってください。
少しでもコルクが剥がれたりめくれたりしてい状態になっていたら交換の合図です。
組み立てた際にゆるく感じたり、軽い力で管が抜けてしまう状態になっている場合も交換しましょう。
なお交換の際には一度キイを全て取る必要がありますので、個人で交換されるのは難しいです。
ぜひ楽器店にご相談ください。

3,300円~/1箇所(コルク)



管体割れ修理

オーボエ

木製管体の割れを修理します。
管体の割れは、外気温と内気温の差が激しい冬に特に起こりやすいです。
必ず管内の水分を取り、タオル等を巻いて急な温度変化を楽器に与えないようにしましょう。
ボアオイルを楽器に塗ることで、割れの予防策になります。
一度割れが起きてしまうと癖が付き、修理後も割れやすい状態になってしまいますのでご注意ください。

管体割れ修理(1cmあたり) 1,100円~



パーツの製作

オーボエ

紛失したり、壊れてしまったパーツを製作いたします。
YAMAHA等の大手メーカーは、パーツの供給がありますが、古い楽器や一部のメーカーの楽器は、たとえ小さなネジ1つでも無くしたり壊れたりしてしまうと、一からパーツを作成しなくてはなりません。
代わりの部品でまかなえることもありますが、合っていないネジや部品は逆に楽器を痛めてしまうので、ピッタリサイズのパーツを作成します。
納期や価格は作成するパーツによって変わってきますので、まずはご相談ください。

要相談



バネ交換

オーボエ

折れたバネ、または、弱くなったバネを交換します。
バネは、キィを操作した時に戻ってくるためだけではなく、クローズドキィ(操作前に閉まっているキィ)を閉まったままにしておくためにも使われています。そのため、バネ1つが外れたり無くなってしまうと、演奏ができなくなってしまいます。

キィを押した後、元の場所に戻ってこなかったり、戻って来る途中で止まってしまう、といった症状がある場合は、バネの交換が必要です。
長年使用している楽器や、頻繁に使うキィはバネの劣化も早いので、少しでも違和感を感じられたら早めにご相談ください。
バネは鉄製とステンレス製の2種類あり、特に鉄製は水分や油分がたまるとすぐに錆びてしまいますので、取り扱いには注意が必要です。
またバネの圧力を変えるとタッチ感が変わります。
キィを押すときの力をもっと弱くしたい、強くしたい場合も対応致しますのでご相談ください。

バネ交換(一箇所) 1,100円~


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