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修理実例

2014.09.11 フルート タンポ交換

今回はフルートのタンポ交換修理についてご紹介します。

 

フルートのタンポは、一般的にフィッシュスキンというフェルトに、
豚の腸をまいて作られているタンポが使用されています。

このタンポは素材がとても薄いので、
トーンホール(タンポでふさぐ穴)に密着し、しっかり穴をふさいでくれます。
しかしフィッシュスキンのタンポは薄いので破れやすく、また湿度等にも弱いため、
定期的に調整、タンポの交換が必要です。
 

写真左のタンポは新しいタンポ、右は古いタンポです。
古い方はわだちの部分が黒く変色してしまっています。
近いうちに破れてしまう可能性が高いので、交換が必要です。
 
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最近はストロヴィンガーパッドという、ストロヴィンガー氏開発のタンポも人気です。
人気の理由は、フィッシュスキンのタンポに比べて寿命が長く、
湿度による変化があまりないため、調整の必要性がほとんどありません。
特許も取得済みという画期的なタンポです。
 
その他に、各メーカーが独自のタンポを製造している場合も多いので、
一概にこのタンポが良いとは言えませんので、
交換の際にはご相談ください。
 
 
 
続いて、タンポの交換について紹介します。

フルートのタンポ交換、調整は知識のない方がむやみに行うとパーツが破損し、
楽器店に持っていった際に、さらに修理代が高くなる恐れがありますのでご注意ください。
 
当店でフルートのタンポ交換の際は、
まず初めに管体からキイを外し、古いタンポをとります。
 
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タンポの下には調整紙という紙が入っています。これでタンポを調整しています。
新しいタンポには新しい調整紙で調整するので、古い調整紙もとりだします。
 
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新しいタンポと調整紙を入れ、調整します。
 
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タンポの交換が終われば、キイのバランス調整をして、終了です。
 
フルートのタンポ交換は1か所2,200円~となっております。

変えたばかりの新しいタンポは調整が狂いやすいため、
可能であれば1週間程度、調整にお時間をいただいております。
 
また、フルートはリングキイかカバードキイかで修理金額も変わってきますので
電話でお問い合わせの際には、フルートのメーカー、型番、キイシステム(リングかカバードか)をお伝えいただければ修理金額のお見積りもスムーズにできます。 
 


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